新年の祝い方 in スウェーデン

日本とは時差があるため、8時間遅れで新年を迎えました。

あけましておめでとうございます。

 

21年間生きてきた僕ですが、家族と過ごさず新年を迎えるのは初めてです。

日本の大晦日、お正月は親族が皆一同に会して、

おせちを食べて、お年玉をもらって、というのが一般的だと思います。

ですがどうやらスウェーデンでは違うようです。

 

こちらでは家族と過ごすのはクリスマスで、

お正月は皆、友達とパーティをして過ごしています。

スウェーデン人とお正月、クリスマスの過ごし方談義をしていましたが、

お正月は家族で過ごすというと驚かれて、

クリスマスはカップルで過ごすと話すと更に驚かれました。

かくいう僕は日本でもスウェーデンでもクリスマスの過ごし方は変わりません。

ベッドの上に横たわってグダグダしていました。

 

では、こちらでは新年を祝わないのか、というとそうではありません。

日本では夏のイメージがある花火ですが、新年を花火とともに祝っています。

私が住んでいる町は湖だらけの街です。

いたるところにある湖から、

爆音がいたるところから聞こえてきます。

年越し前は散発的だった音が、

年越しを迎えた瞬間、鼓膜が破れんばかりの花火の音が周囲から聞こえてきます。

カウントダウンをしなくても、

「あ、年越したな」というのが分かってしまうのです。

 

ちなみに、花火は法律で禁止されています。

正月期間だけは例外として打ち上げを認められていると

現地の方から聞きました。

ですが、騒音問題や、保管している花火をたびたび若者に盗まれて

禁止時期に打ち上げられるといった理由から、

花火の打ち上げをライセンスを持っている人に限るという法律が

2019年の1月1日から施工されたようです。

じゃあ、年越ししてから花火してた人は法律違反じゃない?

と疑問が脳裏をよぎりましたが、すぐに彼方に消えていきました。

来年以降はここまでの花火は見れないと思うので、

最後の盛大な花火をお目にかかれたのを光栄に思います。

 

こちらに留学で滞在できるのもあと6か月となりましたが、

気張りすぎず、のんびり過ごしていきたいと思います。